田中マッチの燐寸博物館
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ごあいさつ

 燐寸が日本に入ってから120余年、先人の方々が苦難の道を歩まれ、努力をしていただいたおかげで、今日のマッチ業界があります。また「マッチの歴史」は「近代日本の歴史」であると言っても過言でもありません。

 そのような中で、当社の歴史は、明治40年(1907)頃 兵庫県姫路市今宿の地で、初代「田中竹次」が家内工業的にマッチを生産しておりました。この頃は「高島マッチ」などの大手の会社の下請けをしていたようですが、大正3年(1914)5月1日 それまでの経験を生かし、姫路市山畑新田の地に工場を建設して「田中燐寸製造所」を立ち上げ、本格的に生産を開始しました。

 現在日本には、明治時代の資料はラベルを始め、いろいろ保存されてはいますが、その時代の「マッチの現物」はほとんど残されておりません。ところが幸いにも、当社にはこれらの時代のものが当時のまま残されております。またこれらには、「製造年月」と「薬剤の調合方法」が記載されており、当時の技術を知る貴重な資料です。太平洋戦争の戦禍や1989年の火災から奇跡的に残ったもので、(社)日本燐寸工業会と金沢大学薬学部のご協力を得まして、この度、公開させていただく事になりました。 明治・大正のロマンをしばらくの間、お楽しみ下さい。

 田中マッチ株式会社 代表取締役 田中憲司 

鈴猫
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